ぽんずLife

茶トラ猫ぽんずくんの「免疫介在性血小板減少症」闘病記録です。

【5月2日】はじめての二次診療病院へ①

かかりつけの病院では詳しい検査ができず

紹介してもらった二次診療病院へ。

 

高速を使って40分弱。

ぽんずは普段は車に乗る機会がないので

ずっと鳴いて落ち着かない様子で。

 

運転は夫がしてくれていますが

こっちも落ち着かなくなっちゃいました汗

 

でも、この段階では

今日の展開を想像していませんでした。。。。

 

 

着いた病院はとても大きくて

きれいな病院でした。

 

朝いちばん9時からの診察で

問診票など記入して少し待つと

呼ばれて診察室へ。

 

いつから症状が出たか?

どんな様子か?今の体調は?

かかりつけ病院での結果などをお話。

 

(もちろんかかりつけ医から

検査結果など一式送ってもらってます。)

 

この日の予定は

午前中に一般的な検査を一通り行う

(血液検査、エコーやCTなど)

その後、骨髄穿刺という検査を

午後から行うことに。

 

骨髄穿刺は骨に針を刺して

骨髄を調べる検査。

 

ぽんずの病気の原因が

骨髄で血小板が作れなくなっているのか、

免疫が血小板を破壊しているのか。

 

それを見極める検査だそうで

説明を聞いているととにかく痛そう。。。

 

この検査のリスクは骨折の危険があること。

あとは麻酔のリスク。

 

まずは午前中にCTなど行って

その後検査結果次第で

骨髄穿刺を行うか判断するとのことでした。

 

事前に見積もりを作ってもらい

やるのかどうかの判断をすることになり、

金額は10万円ほど。

 

お願いします、と答えてぽんずを預けました。

 

 

時間がかかるので病院周辺で

時間をつぶして待つことに。

 

ぽんちゃん頑張れと思う気持ちと

ひとりで知らない場所に置いていってごめん、、、

という気持ちと心配でいっぱいでした。

 

続く。

医療費の話

かかりつけ医での診察後、

二次診療の病院を紹介していただき

診察まではプレドニゾロンの少量で症状を抑える予定でした。

 

もともと5月9日に予約をしていましたが

2日に空きがでたとお知らせをもらい、

早めに見てもらおうかということで

2日に予約をしました。

 

 

二次診療というのを私はこのとき初めて知ったのですが、

かかりつけの病院からの紹介がないと診察してもらえない

とびこみでは診てもらえない高度医療の病院です。

 

人間で言ったら、町医者で異常が見つかったら

大学病院で精密検査する、みたいなイメージでしょうか。

 

最先端の医療機器、獣医師・看護師さんの数も多く

検査代も高額になるもの。

 

かかりつけの先生からは、

検査の前に見積もり作ってもらってね、と言われていました。

 

その話を聞いて、どんだけ高いの?と

二次診療での診察の前までいろいろ調べていると

本当にすごい高額になるんだなーと驚いたのを覚えています。

 

ちなみに、ぽんずの場合は

我が家に来てすぐにペット保険に加入していました。

100%保証プランでしたが、

それでも全額保証ができるわけではありません。

 

通院1日1万円まで、入院2万円までが限度でしたので

医療費が高額になればなるほど保険に加入している意味あるかな?と

正直思ったりもしました。

 

でも、手術となれば1回10万円など大きい金額が保証されるので

安心ではあるかもしれませんね。

 

 

以前までは保険だけで大丈夫でしょ、と思っていましたが

全然そんなことはありません。。。。

 

動物を迎える前に「ペット貯金」をして

ある程度貯まったら迎えるという方も多いようです。

(やっときゃ良かったーーー)

 

その貯金プラス、大きい病気になってしまったときのために

安い保険でもいいから入っておけば、精神的にも安心ですよね。

 

難病だったときや、多頭飼いなどで

貯金があっという間に底をつくこともあると思います。

 

ワンちゃん猫ちゃんでもガンになったり、

猫ならFIPという病気もありますしね。

 

 

 

「ペット保険はいらない」という意見も

多いかと思いますが、

貯金と併用して入っておくのがベストかなと思います。

 

 

恥ずかしながら私は、そこまで考えていなかったので

ペット保険は入っていたものの、ぽんず用に

貯金はしてきませんでした。

 

反省。

 

 

本当に生き物は「かわいい」「癒やされる」だけでは

飼ってはいけない。

 

必ず責任が伴うことを忘れてはいけないと痛感した日でした。

かかりつけの病院で

2021年4月20日

この日はかかりつけの病院へ診察に行きました。

ぽんずを引き取ったときからずっと通っている

お世話になっている病院です。

 

耳の状態はこんなかんじ

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皮膚の炎症などではなく

血管か内蔵の問題か。

一過性の症状かもしれないけど

血液検査が必要。

 

一旦薬を一週間ほど飲んで

症状をおさえてから血液検査しましょう、

とのこと。

 

このとき処方されたのは

プレドニゾロン(半個分)

 

先生は血小板が減少する病気の可能性も

お話してくれましたが、

このときはまだまだピンときていなかった飼い主。

 

 

4月27日

自宅で採尿して尿検査と採血を行いました。

 

耳のアザはやはり内出血したもので

薬で少し消えたものの、

できたり治ったりを繰り返していました。

 

検査の結果、

血中の血小板の数は「1」×104(10の4乗)

※正常値は30〜80×104

 

尿検査でも潜血の反応で

試験紙は真っ黒になっていました。

 

血小板減少症を疑うけれど

しっかり治療するなら

詳細の検査が必要になるので、

大きい病院の紹介状だせるから

ちょっと考えてみて。

 

と言われ、

とにかく早く検査が必要かもしれないと思い

その場で大きい病院の予約を取ってもらいました。

 

 

先生の説明によると、

・血小板は止血の役割をしているが、その血小板が極端に少ない。

・血小板以外にも止血する役割の凝固因子があって、

 ぽんずの場合それの数は正常であること。

・出血しやすくなっている状態なので家の中でも気をつけること。

・採血するのも細心の注意が必要であること。

・完治というより寛解

・再発もあるので薬は飲み続ける必要がある

 

いろいろと説明されたけれど

気持ちも頭もついていかず、

正直あまり記憶になく・・・

  

先生が努めて明るく接してくれていたので

逆に深刻になりすぎず良かったのかもしれません。

アザの発見

2021年4月12日

たまたまぽんずの耳を見たら

内側にアザのようなものを発見。

 

後ろ足で掻いたときにできたのかな?と思い

爪を切ってしばらく様子を見ることにしました。

 

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▲最初は本当に小さなポツっとしたもの

 

観察していても特別耳を痒そうにもしていないし、

耳の中もキレイな状態だったので

耳ダニでもなさそう。。。

 

ぽんず本人も普段と変わらず元気でした。

 

 

ところが一週間たっても治るどころか

むしろアザが増えてしまったのです。

 

かかりつけの病院へ行く前に、入っているペット保険で

獣医さんに電話で症状を相談できるサービスがあったので

せっかくなので相談してみました。

 

当たり前だけど電話で実際に状態を見れるわけじゃないので

「病院行ってみてください」としか言われませんでした。

そりゃそうだよね。笑

 

夫とも「明日病院行ってみる〜」と話していましたが、

ふたりとも最初はこの症状を軽く考えていました。

 

はじめまして。

このブログへお越しいただきありがとうございます!

 

このブログでは、我が家の飼い猫「ぽんず」の病気

「免疫介在性血小板減少症」についての記録を残していきます。

 

ぽんずは2021年4月、生後11ヶ月のときに

免疫介在性血小板減少症の疑いがあると診断されました。

 

猫にとってはとても少ない病気のため病気発覚時、

自分で情報を探しても犬の情報やブログがほとんど。

 

たまに猫でブログを書かれている方を見つけても、

残念ながら亡くなってしまった・・・という例が多かったです。

 

 

幸いなことに、我が家のぽんずの経過は今の所良好です。

(まだ寛解していないので、安心できませんが)

 

少ない病気ゆえ、いろいろ知りたくても情報が得られない

同じ病気になってしまった猫ちゃん・飼い主さんの

なにかお役に立てればと思いブログをスタートします。

 

また、ぽんず自身もまだ治療中なので

情報交換などもできれば幸いです^^

 

どうぞよろしくお願いします。

 

 

❏ぽんず

2020年5月11日生まれ

淡い茶トラの男の子で甘えん坊のおしゃべりさん。

避妊まえの地域猫ちゃんが出産したところを(ぽんずママ)

優しいおじいさんが保護してくださり、保護猫募集サイトを通じて

譲っていただきました。

うちの子記念日は2020年6月22日

Instagram:ponstagram511

 

❏飼い主

埼玉県在住の30代前半夫婦。(書いているのは妻)

持ち家購入をきっかけに憧れの猫ライフへ。

初めての猫との生活に悪戦苦闘しながらも

毎日ぽんずに癒やされています^^